
最近、「家の近くで不審者を目撃した」「ポストや玄関に知らないいたずら書きがあった」といったことはないでしょうか。そんな事を身近で見聞きすると、私の家は大丈夫だろうかと心配になってくる方も多いでしょう。玄関やポストにマーキングがあった場合には空き巣に要注意です。
この記事では、泥棒が空き巣をする前に行う下見の手口やマーキングの実例をご紹介しながら、空き巣被害に遭わないための対策を解説いたします。

「空き巣」とは、住宅に侵入して金品を盗む侵入窃盗のうち、家人などが不在の室内に入り込み行われる犯罪のことをいいます。侵入された後、部屋を荒らされた恐怖感や、また誰かが侵入してくるのではないかという不安感が残りやすい、悪質な犯罪の一つです。また、空き巣をする泥棒は、犯行の前に下見をしていると言われており、何度も下見をし、しっかりと準備した上で犯行に及ぶケースが多いといわれています。
では実際に泥棒がどのような目的でどのようなことを確認しているのか、詳しく見ていきましょう。

泥棒が下見を行う目的は、主に「忍び込みやすく、逃げやすい物件を見つけるため」といえます。
泥棒も空き巣に入っているところを見つかれば、通報されたり、逮捕されるリスクがあるため、できるだけ見つかりにくく、リスクの低い町や家を選ぼうとするのです。

下見では大きく「周辺環境の確認」と「生活環境の確認」が行われます。
「周辺環境の確認」では、町の中を徒歩や車で通り過ぎるなどして、まずその地域の環境を観察します。チェックされているポイントとしては、
・人通りや人目は少ないか
・入り易く逃げ易いか
・留守の家が多いか
等がありますが、防犯カメラの設置が進んでいる町や日中に住人同士のコミュニケーションが行われている町は泥棒も狙いにくい傾向にあります。

次に「生活環境の確認」では、その家庭の生活スタイルやセキュリティレベルなどを観察されています。チェックされているポイントとしては、
・留守の時間帯
・庭木など塀など死角になるものがあるか
・防犯対策がされていたり犬を飼っていないか
等があり、これらがばれてしまうと泥棒の都合のいいタイミングを狙って犯行が行われてしまう可能性があります。


泥棒は標的とする物件の情報や周辺環境に関する情報を住宅のポストや玄関に印をつけることがあり、このことを「マーキング」といいます。というのも、空き巣犯は単独とは限りません。最近では、偵察係や実行係など役割分担をして集団で犯行に及んでいるケースもあります。その場合、下見をした者が同じグループの他のメンバーに情報共有するための手段として、マーキングが活用されるのです。
では、実際にどのようなマーキングがされるのか実例をもとに解説いたします。
泥棒の行うマーキングでは、アルファベットや記号、数字などを使って、家族構成や性別、留守の時間が表されることが多いです。よく使われる実例としては、以下などがあります。

例えば、「20SW920〇」だった場合は「20代独身女性9時~20時侵入しやすい」となり、このマーキングだけでグループの中でその物件情報が共有できてしまうのです。
下見をされたかもしれないと感じた場合は、速やかに対策を取ることが重要です。

ホームセキュリティサービスの導入や監視カメラや防犯用の照明の設置、鍵の交換など、セキュリティを強化することをおすすめします。

マーキングを放置していると「防犯意識が低い家だ」と認識され、狙われる可能性が非常に高まります。そのため、見つけたらすぐに消すように心がけましょう。

近隣住民や関係者に情報を共有し、注意喚起することでその地域での防犯意識を高めましょう。町全体で防犯意識を高め、声掛けなどを実施することで標的とされにくい町づくりをすることができます。また、時には警察に相談し協力を仰ぐのも効果的です。

(出典:(財)都市防犯研究センターJUSRIリポート)

空き巣や泥棒による下見とマーキングは、犯罪の準備段階であり、早期に発見し適切な対策を取ることが重要です。被害に遭ってしまう前に、マーキングは空き巣の前兆と考え、すぐにできる限りの防犯対策を行いましょう。

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