
体調を崩しやすいこの季節、熱中症や夏バテはもちろんですが、実は脳梗塞にも注意が必要です。一般的に冬場に多いと思われがちな脳梗塞ですが、夏場に最も多く発生しています。

脳梗塞とは、血栓(血の塊)が脳の血管を詰まらせるなどして、脳の血管や脳細胞の障害を引き起こす病気です。夏は汗を沢山かく為、脱水状態に陥りがちです。脱水状態になると血液の粘り気が増し、血管が詰まりやすくなり、脳梗塞の危険性が高まります。
脳梗塞は、発症すると命を落としたり、後遺症が残る危険性が高い病気です。
年齢が上がるにつれて発症しやすくなるので、シニアは特に注意が必要です。
次の症状が突然出た場合は脳梗塞の恐れがあるので、速やかな対応が求められます。

・片方の手足がしびれる、力が入らない
・突然の激しい頭痛
・フラフラしてまっすぐ歩けない
・物が二重に見える
・視野の半分が欠ける
・言葉が出てこない
・ろれつが回らない

脳梗塞以外にも、脱水状態によって発症の危険性が高まる病気や健康障害があります。心臓の血管の流れが詰まることで発症する心筋梗塞や、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体の調節機能が働かなくなることで起こる熱中症は命を落とす危険性があります。
そういった夏の健康を脅かす体調不良や病気から身を守るために、特にどのようなことに注意すべきでしょうか。「衣・食・住」の観点で見てみましょう。

「衣」・・・室内や屋内にいる時は、顔・首・手足が露出している服装と、裸足がおすすめです。また、外出時には熱を早く逃がすためにゆったりとした服装をしたり、帽子をかぶり直射日光を浴びないようにするなどの工夫が必要です。

「食」・・・こまめに水分をとり、脱水状態にならないようにしましょう。脱水状態になると血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞を発症しやすくなります。
特にシニアは加齢と共に血管の弾力性が低下しているため、血液がドロドロしていることが追い打ちをかけます。さらに、加齢とともに『暑い』『のどが渇いた』といったことに気付く能力も衰えてきますので、その点でも注意が必要です。
また、暑い夏は食欲が減退し、冷たいものや喉越しが良いものを選びがち。栄養が偏らないよう、バランスが良い食事を心がけましょう。食欲を刺激するお酢や香辛料などを取り入れるのも、おすすめです。

「住」・・・室内では、温度計と湿度計をこまめに確認し、室温は28℃、湿度は70%を超えたらエアコンを使うようにしましょう。
高齢になるほど一年間のからだの状態の変化は大きくなりますが、自身は一年前と同じつもりでいるため、からだの異常に気付くことができず、知らぬ間に脱水状態に・・・結果、大変な事態に陥ってしまうことになります。
毎日テレビなどで最高気温を確認したり、自宅に湿度計を置いて室温や湿度を確認するなど、日頃から注意しましょう。

予防や対策をしても、「もしも」の事態が起こるリスクを完全に防止することはできません。安心できる暮らしのためには、不測の事態に対する備えも大切です。
万が一、体調が悪いと感じたら一刻も早く対応することが重要です。特に脳梗塞や心筋梗塞は、発症後の対応スピードが、生存率や後遺症に大きく影響します。例えば、脳梗塞の一般的な治療法として、「t-PA」という薬剤で血栓を溶かす方法がありますが、発症後4時間半以内に行う必要があります。心筋梗塞は発作が起きてから24時間以内の死亡率が高く、救急対応が欠かせません。
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